働く30代の貯金と残高、そしてプロ意識

「貯金と残高」と聞くと、まずお金が浮かびますが、ここでは、忙しく働く30代の自分に必要だと思う、「さっきの自分ありがとう貯金」や、「また会いたい残高」についてお話ししたいと思います。
貯金
フリーランスになってからは、週末のつくりおきをやめて、朝のちょっとした時間や昼休みに一品つくるようにしています。よく耳にする家事貯金ですね。移動時間のいらない働きかたを最大限に活用して家事貯金をしている実感ここにあり!です。毎日じゃなくて、ときどき。気が向いたときというよりは、食べるためにやることなので、必ず気は向いてくる…というかんじです。(食いしん坊!)


この日はお昼ごはんにガパオライスをつくり、それを食べている間水にさらしておいたごぼうで、片付けついでに超特急きんぴらをつくりました。シャケは前日2魚ボイルしておいたもので、2夜連続同じものを食べます。2食分つくっておくと、明日の分の頭に余白ができます。3食分つくっておくと、もれなく明後日までラクショーです。

やる前は面倒に感じるけれど、動きだすと結構楽しかったりもするし、なんならさっきの自分ありがとう!と心から感謝されたりもします。がんばった分だけ報われることって、こんなにないですよね。こんな感じで最近は、さっきの自分ありがとう貯金を増やしています。つづいて残高について…

残高
4年前(当時35歳)に読んだ本「30代を無駄に生きるな」に、「30代以降は信頼残高を増やそう」ということが書かれていました。社会人としても一人前になってくる30歳。それから数年が経ち、この本を手に取ったのですが、ちょうど自分の力を過信していたことで失敗を重ねた時期でもあったので、この言葉がぐぐぐっと刺さったのを覚えています。
働くうえで大事にしている2つのこと
わたしは人と働くうえで大事にしていることが2つあります。それはスピード感とプロ意識です。顔が見えない環境でやり取りするからこそ、相手の気持ちを考えてリズムよく返信することを心がけています。手が塞がっていて返信が遅れてしまうならその旨拝受のご連絡を。結局こういうのが相手への誠意でありプロ意識だと思っていて、すべて仕事のていねいさに現れると信じているからです。そして、良くも悪くも自分が意識していることは相手にも求めてしまうのですが、自分が仕事に向かう姿勢が結局人が自分を見る目だと思っているのです。
一度でも違和感を覚えた相手のことは忘れないし、自分もそう思われたら次はないぞと思って仕事しています。この人とまた仕事がしたい!そう心が動いたあの日のことを頭の片隅に置いて・・・
自分の足で歩きまわって、あちこちにまた会いたい残高が増えていくといいですよね。
なんだかとっても真面目な話しになりましたが、16年間、数百人の人と仕事をし、たくさん失敗もしてきたので、間もなく40代に突入するところで今一度、働く自分と向き合っているところです。人生の第二章、もっともっとがんばって、いい仕事するぞー!です。
